Worldias Chronicle(邦題:ツンデレ戦記)

株式会社トミーウォーカーのPBW『シルバーレイン』のキャラブログ。

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Trick or Treat? Wanna Trick a Treat

ハロウィンのSDが完成してたな。

俺は今年に入って転校してきたから良く分からんかったので様子見だったが、結構ご盛況のようだ。ま、機会があればやってみるのも…悪くない。

来年まで生きていればな…。

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The Father...

親は子に与える。力量、技能、知性その他を。「誇り」と「血」を。

そうして世代は紡がれ、「血統」は洗練されていく。「意志」と「覚悟」もな。

…だが、アレは何だ?生前より俺の定義では「父親」から逸脱している。

娘の血を啜って生きる?親が子に与えるハズのものを…?取ってる?

それで平然とこの世にしがみつく、その姿勢。ゴーストという以上に動機が出来た。

アイツは「ウィルウォード」を侮辱した。抹殺によって…名誉回復とする。

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例えバトン。らしいな

レヴィアント・テラノール(中学生魔弾術士・b13117)から頂いてきた。

…見たものを片っ端から拾っていくのは自分でもどうかと思うが…

ま、こういうものでもないと、積極的に自己紹介などする機会も無いしな。

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ゴーストタウン襲撃

してきた。

最初は、っていうか最後まで動きが鈍い。
まるでファイル共有ソフトしながらネトゲやるみたいに

何度か試行錯誤、最初は遠距離から射撃をしてみたんだがどうもやりづらい。
俺個人の能力と、武器の特長に違いがあるからだな。

結局、笛を持って前衛バリバリで皆殺しにしてきた。

良く分からんかったから装備等全て頂き、コメントもしてないが、まぁ、より学習して、余裕が出てきたらそういう余興も悪くない。

続きは詳細だ。

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自PCで恋愛ゲー!?バトン

ふぅ…「よいこの世界征服入門」も読み終えた。……まだまだ足らん。

もっと勉強せねば、知識をつまねば…

ん?何だこれは?…こんなのを手に入れた覚えは無いが…

ま、何事も勉強だな。…ふむふむ。やってみるか。

『ウォルディは珍妙な本(というかバトンなんですけど)を手に取り、新たなノートに書き込みだした。』

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PS『Die a Diner』 リプレイ

ウォルディはマイト・ミツルギとの集合場所に向かう途中で考えた。

マイトの性格、出生、状況、そしてこの世界の価値観と常識を統合。
全事象の可能性を踏まえた上での、思考、模索、推理、計算。
騎士の『血』。自分を自分足らしめる『誇り』。残酷で高尚な要求に応える『意志』。その結果得た『片鱗』。
曰く『神算鬼謀』。聞く必要は無い。『マイトは肉が食べたい…っ!』

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プライベートシナリオ『Die a Diner.』

-飯を食わせる。と言ったからな。…



体育祭が終わり、いよいよゴーストとの【戦争い】も本格的になろうとしているこのごろ、ウォルディは、ある奴が気になっていた。

「日本人は小さいとは言え、最近はそうでもなかろう?それにアイツは日系なだけで、食生活は縦にも横にも伸び伸びと育つアメリカだと思うが…」

そして、話をそれとなく聞いたり、噂を聞いたりして、情報を集めた結果、一つの結論に至った。

- アイツは、金が無い。というか、飯すら食えないのか。

幸福は金銭だけでは決まらない。しかし、金銭面だけで見たなら、ウォルディは何不自由ない生活を送ってきた。今も、無茶をしなければ普通に生活できる程度の余裕はある。

ウォルディは憐れみや温情主義で人に物を施すのではない。彼はそういうものを嫌うし、何より、『弱肉強食』を歓迎する性格である。

しかし、それに反するように、数々の利他的行動を行う。例えば、訓練の後、毎回の様に怪我の手当てを率先して行ったりする。

本人は、「騎士として当然の振る舞い」と『後付』ているが…
実のところ、彼の根幹の部分が『そういう体質』なのである。

そして、ひょんなことからウォルディは、マイトと食事を共にする「イベント」を起こした。





ウォルディは、どうせなら手作りだ。と思い、キッチンを提供してくれそうな所を考えた。

…メルキュールの所しかあるまい…と、勝手に借りるつもり満々である。

マイトを誘い、何を作るかは話し合う。まぁ、食いたいものを食わせればいいだろう。

そして当日、ウォルディは、マイトを呼ぶと共に、休業日の『Serbian Night』へ向かった。

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[Re] Start out. Stand up. Stamp on Japp.

- 両親と姉が死んだ理由が「事故」?冗談じゃない。事故で一家を根絶やしにされてたまるかよ。

俺は決めた。日本へ行く。幸い、初歩的な日本語なら学校で習った。流石「エリート学校」だな。
ま、後は生活していくうちに習得すればいい。それに勉強なら、一人でも出来る。

問題は、この家の事だが…構わんだろう。地縁なら深い。ある程度の管理はしてくれるだろう。
簒奪したけりゃすればいい。ウィルウォードの価値は、財ではない。『血』だ。

ビザや各種手続き、申請はメイドさんに任せた。「私もお供します。」が条件だったが。
家から日本の口座に毎月生活費を振り込んで…まぁ、無茶をしなければ枯渇することはないだろう。

何だ、海外へ征くというのも、簡単なものだ。正当で周到な準備と、意志と覚悟さえあればな。

…おお!飛行機!何と言うパワーだ!最高にハイってヤツだぁぁッハハハ(ゴォォォォォ)
…チッキンに決まってるだろう! Fish Only?…アンタ、俺をナメてんのか?…
…窓を開けろ!風を!風を感じさせろぉぉ!(ガタガタガタ)(お客様!飛行機の窓は開きませんっ)




「ガイジン!ガイジンだ!」

「あいむソーリィ! ソーリイ!ソーリイ!」

「マジこれナニー?ガイジン?チョーウケるんだけどマジで!」

「ぬまら!アメ公じゃって調子んってんちゃーぞすったこらぁ!!」

……ここは、魔窟だ。


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そろそろ言い訳が溜まってきて参りました!

ので、ウォルディ君曰く「頭のおかしい」中の人の登場です。そりゃそうでしょ。英語苦手なのに生粋の英国人使ってるんですし…(!?)

いやーみなさん、ウチの子と仲良く(!?)していただいて感謝感激雨あら?死!です。

ここで、まぁ息抜きに、中の人全開で喋らせてくださいよ。

PBWっていうかTRPG?っていうのもやった事無かったので、完全にバージンロードなんですが、こんな感じの楽しみ方でいいんでしょうかね?

雰囲気である程度分かるとはいえ、意外ににみなさん持ちキャラ多いんですね。しかもそれぞれに個性があって、生活してる!器用ですね!

私はこの子しか持ってないのです。というか他の子をRPする技術とタフさと時間とお金がありませんっ!

あ、追記しておきますと、蒼野・憐(高校生符術士・b04133)氏はリアル知り合いです。私をここに叩き込んだ元凶です。(;3;)

ウォルディ君、背後の頭の悪さも手伝って、滅茶苦茶な世界観と設定ですけど、「あぁ、素人なんだな。」程度に生暖かく見守って下さいな。

ココからは個人様へ、言い訳。 「ただでさえ中の人出てきてゲンナリしてるんだ。これ以上RPを壊すなド畜生がっ!」って方は見ないでくださいまし…

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Neva mind Without Neva lose

「…またか。もう負けは許されないと言うのに…」

今日、運動会があった。我が9I薔薇連合は滑り出しからまぁ上々、途中応援歌に駆出されたが、棒倒しまでは4位と、目立つ事も無い。

戦いとしては良い仕上がりだった。

棒倒しが終わってみると、8位。全部で9つの連合があるうち、8位だと?ははは。

思えば、原因は多々ある。徒競争では1位を取れず、玉入れでは二桁得点に至らん。

肝心な棒倒しですら、一度目は失敗、二度目は辛うじて…三度目、成功したには成功したが、俺の力ではない。

「ダメだ…勝たねば。…記録の上でベストでは無い。戦略の提案も甘かった。Shit! Bloddy...」

考えれば考えるほど、後悔と自責の念は高まる。鼓動が早まり、耐え難い遺憾の念に震える。

「星が綺麗だな。…人は功績を残して死ぬと、星になる。……この中にどれほどウィルウォードの英霊がいるか…」

向こうではキャンプファイアーの準備をやっているらしい。明かりと喧騒がうざったい。

「……こんな所にいたのですか。ウィルウォード。」

このまま眠ろうとしたら、後から声をかけられた。

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結社棟・裏 "トリニティ"

結社棟の裏。

それは、体育館裏と同じくらいクールでドキドキなスポット。

憧れの先輩への愛の告白から、果し合いまで。学生生活の陰と陽が渦巻く素敵な場所なのであった。

さて、今日の来訪者は……

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バトンだ。バトンって何だ?

賞味期限切れてそうな(?)バトン。いや、よく分からんが。

見なくてもいいぞ。別に面白い事は書いてない。

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I got it & You got me.

もうすぐ運動会だ。その前に一仕事あるんだが、
とりあえず結社『対ゴースト傭兵団『黄金と刃』
に同じ連合の奴らがいたんでな。暇つぶしと勝機を高める意味合いをこめて、無知な奴に運動会必勝論を教えていた。

………分かってるのか分かってないのか…一人は生返事に鼻糞ホジってる。一人は無言だ。中々に教え甲斐のあるバカどもだ。

途中、もう一人のバカが自分の影に襲われていた。

バカみたいな理由だ。どっちが本当の自分か。受け売りの正義だとかそれは本物の自分ではないとか。アイデンティティ?中坊特有の思考回路だ。

ま、結局、バカが救出し、バカが壁になり、バカが説得し、バカはよりバカになって帰ってきた。あの場でバカじゃない奴はおらんかったな。

で、終わった後、結局何事も無かったかのように帰ったんだが…
血を吐いて満身創痍の小学生と脳震盪でフラフラのチビ助。顔面をグーでいかれた英国人が運動会について話し合ってる下校現場を一般人に見られた。これは、世界結界に悪影響だ…。



結局…運動会必勝論は「ま、頑張ろうぜ。」ぐらいにしか理解されなかった。…屈辱だ。

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…いや…

…うぅむ…戯れで投稿したら採用された。

…偶然か?偶然にしても、こんなところで運を使うとはな…皮肉な事だ。

暇だったんで、4行目「だけ」投稿してみたんだが…。

ちょっと楽しみじゃないぞ。ちょっと嬉しくなんか無いぞ…

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All day will old, World will wared.

……何故だ…。何故守れない…何も守れない…いつでも…何処でも…誰も…守れない…。


彼が最後の「お泊り遠足」を終え、二ヶ月が過ぎた。「親友」を含む、少なくない数のクラスメイトを失った彼は、この二ヶ月間、常に自問自答を繰り広げ、自らを責め立てていた。
そして、時間と共に傷口が塞がるように、時間が、彼の心を少しずつ楽にしていく、その大事な時に、悲劇は起こった。


「ウォルディ様…お姉さまが…ウィンディ様が…事故に…お亡くなりに…」

電話ごしに言うメイドさんの言葉を最初は理解出来なかった。誰?お姉さま?ウィンディ?…ウィンディ=ウィルウォード?え?…何?いつ?何処で?…え?誰が…? え…?何故…?


確か一週間ぐらい前に日本へ行くって喋ったじゃないか俺はその時勉強と言ってその場を離れたかったクラスメイトの事で頭が一杯だった自分が守りたいものを未だ何も守れていない事が恥ずかしかったあれからまだ答えは出ないけど少しずつ納得しようとしてたしこのままで時間が解決してくれるはずだったなのに姉さんが死んだまた死んだ誰だろうと何だろうと何時何処でだろうと死んだ死んだ死んだ何故何故何故何故何故


「わあああああああ!!!!!」




眠っている姉さんは、綺麗だった。ウィルウォードでは、土葬の習慣がある。全時代的な選民、エリート思想を引き摺っていると言えば聞こえが悪い。先祖から土葬だったので、取り立てて火葬にしする気も無いだけだ。
棺にはたくさんの花を添え、神父達の奏でる一連の鎮魂歌を聞きながら、考えていた。


何も守れない。誰も守れない、いつも守れない。何処でも守れない。…何故、守れない?

父や母は、俺が小さくて無力が故に死んだ。だから、この道を選んだ。

クラスメイトは、俺の力が及ばないが故に死んだ。そして、力を学んだ。

姉さんは……俺が力を欲するが故に…死んだ。姉さんを守るための力…手に入れるために学んだ。…学ぶために…離れた。離れたために…死んだ。

結局何も守れなかった。もう、守りたいもの、守らなければならないものなんて…

………そうか……そうだ。…俺はウィルウォードだ。元より、「守る。」という発想がおかしいかったんだ…。
俺の血に刻み込まれたイニシャル…「W」 DefendやProtectに、Wの字は無い。だからWhat,When,Where,Who,そしてWhyが無理矢理くっついた。だから今までは出来なかった。

出来ることをすればいい。そうだ。今まで死ぬ気で、「W」が付かない事をやろうとしていた。ならば、「W」なら、出来ないハズは無い。

Wining(勝利)World(世界) Will(意志)War(戦争)…他にも色々ある。…そうだったんだ。
「護りたいモノは、守る事では防げない。脅威が存在するその世界に挑み、戦い、勝つ。そうやって護る。それが俺の、ウィルウォードの答えだ。」




その悩みは学問のような深さで彼を苦しめていたが、その時、彼の中で何かが吹っ切れた。絶対の自信、絶対の誇り、絶対の力を確信した時、彼の「常識」に亀裂が走った。

姉…の霊だろうか。白い魂魄のようなものだが、確実にシルエットは姉である。その謎の光が、最愛であったろう弟に、微笑んだ。

彼女は、突然の事に呆然と立ち尽くす弟に抱擁すると、優しく口づけ、そのまま、光は吸い込まれるように彼の中へ消えていった。




それからである。彼が「白憐蟲」を操るようになり、それと共に、「韻文詠唱」をトリガーとして、魔術の弾を放てるようになったのは。

彼の周りには謎が多すぎる。家族の死。この能力。頻繁に起こりだした非常識。そして、直感でその原因が日本であると感じ、彼は決意した。

自らの意志で「勝利」するために。自らの名前を自らの韻文に刻み、その証とする。

「All day will old, World will wared.」(日常は過去となり、そして世界が、戦う。)

The Knight's Sunrise Ⅲ

彼が5年生に進級する春休み、学校からウィルウォード宛に手紙が届いた。内容は、この5年生から始まる、四半年ごとに交代で行われる、ある行事、「お泊り遠足」に関する保護者の承諾、許可書だった。
もちろん、これに拒否の判を押す親はいない。何故なら、この行事…「お泊り遠足」こそが、この学校に入学させる所以だと言っても過言では無いからだ。


メイドさんが持ってきてくれた手紙を読んだウォルディは、メイドさんと、一応の「保護者」である姉さんに見せた。
「うーちゃんは、5年生は後組なんだね。4・5・6月は学校で授業、7・8・9月と1・2・3月に行くんだ。夏休みと冬休み、潰れちゃったね♪
「6年になった時、先組になるから気楽でいいよ。姉ちゃんの小言を聞かなくてすむならすぐにでもいきtぶぶぺらっ!」

実際はもっと複雑で、6年の先組は、オフになるハズの1・2・3月を、学校での最終授業期間として、厳しく高度なことを教わる。それは、より厳しい(仕官学校付属)中学校でのより厳しい訓練や教養に応えるための「受験勉強」である。つまり、6年の先組でもあるこの5年の後組は、エリートの中でもエリートになるために選ばれた、才能ある子供達の集団なのであるが、ウォルディは知る由もなく、姉は姉で当然のように「5年の後組」だったので、対して感慨も無く、弟を殴りつけた。


戦争はいつの時代もどこかであるもので、彼等が送られたのは、当時未だ戦火が消えず、銃声が鳴り止まない中東の「とある」地域である。経済、軍事的にほぼ世界を「支配」している大帝国が、自らの正義を行使し、地図から取り残された小国が、虚構に縋って死すらも美化する。ありきたりな構図であるが、戦史を読むのと、現実は違う。不謹慎な言い方だと、「よりリアルで面白い。」のである。

少年兵、と言っても嘘では無い彼等は、メディアに晒される事を極力避けられる。また、いくら兵卒とはいえ、非力で経験も無い彼等が前線に送られる事は無い。最初に彼等は、戦争の現実を端的に、もっとも明確に表れる場所に送られる。10歳ごろになると、小さな頭で無限の発想を行うようになる。善悪や判断も身につく。拙いながらも思想を構築し、英雄や自らの正義を考えたりもする。そんな彼等の芽を摘む。…と言うより、そんな彼等に無理やり新たな根を植え付け、思考回路を縛り上げる。…ためであろうか。

それは、戦死した兵士や一般市民などの「処理」を行う場所である。
目を瞑りたくなる傷跡、鼻をつまみたくなる腐臭、耳を覆いたくなる呻き、舌を隠したくなる空気、肌を抱きたくなる絶望…そんなものを、最初に見せる。やはり…いや、最初から分かっていた。善悪の彼岸に立つ前より常識として教わり、習い、学んでいた。それでもやはり、再認識せざるを得ない。ここは、世界は、やはり狂っていた。

そうやって、彼は徐々に慣れていった。戦場、悲鳴、殺人、銃声と言った直接的なものから、組織、役割、戦術、兵隊と言った、概念としてしか見えない曖昧なものまでを理解していった。最初こそ戸惑ったが、今更彼に歩みを止める選択肢など存在しない。

ウィルウォードとして、騎士として、家と、国と、大事な人を守りたい。幼い頃に失った、ある意味不可避であった両親の死すら、自らを責める要素になっていた。自分がもっと早く生まれていれば、自分がもっと強ければ、自分にもっと知恵と力があれば………その強靭な意志は、ある面では軍隊にとって非常に有用だった。新たな思想を植えつける必要なく、彼の責任感や義務感を刺激するだけで、非常に士気が高く、明瞭な目的を持った将兵が誕生するのだから。

そして2年間、「お泊り遠足」先では主にそういった裏方の作業を行い、「戦争」を学んだ。学校に戻れば、5年後組として、更に踏み込んだ知識を詰め込まれ、確実に、エリート街道の開発に力を注いでいた。

そして、最後の「遠足」が終わってまもない、12歳の1月を迎える。

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